ここが淵

なくなった観劇備忘録。2.5舞台中心。独り言のつもりなのでネタバレ配慮はしません。自衛してください。沼の淵からゆるっとお届けします

観劇感想「FGO THE STAGE」

難解な原作の要所を抑えた、FGOファンのための舞台

記事中途半端だけど、ズルズル編集してると公開できずに腐りそうなので公開しときます。

後で修正する、かも。

 

FGO THE STAGE

http://stage.fate-go.jp

 

SNSで人気のスマホ向けアプリゲームの舞台化

原作再現度の高いミュージカルで満足でした!

事前情報ない状態で見に行きたかったけど、SNSで初日感想、ゲネプロ記事が飛び交う中で一切見ないは無理な話だった😟

歌とダンスのあるミュージカルなのと、オジマンがキレキレダンスなのと、ロマニの登場が色々あるのは把握してからの観劇になりました。

 

舞台として挑戦的なことはしていないけど、そもそも原作の難解さを考慮に入れると上出来だったと思います。

長い原作をはしょったダイジェストなので、原作知らない舞台好き、俳優好きの友達とかと一緒に観て「ここは実はこうなんだよ」とか解説しながら鑑賞したら楽しそう。

アーサー王はよくある「偉人女体化」だけど、モードレッドはアーサー王のクローンだから女の子なんだよ、とか。ダヴィンチちゃんは女体化じゃなくて、男性だけど自分で肉体改造しちゃった系なんだよ、とか!ウンチク垂れながら観たら楽しいだろうなー。生観劇よりは鑑賞会向けですね。

 

個人的にうまいなー、と思ったポイントは

・そもそもミュージカルにしたこと

 繰り返しになるけど、原作は難解です。

何しろ紀元前のエジプトのファラオと5世紀の円卓騎士団が同時に存在する世界観です。

舞台ファンは観に行く舞台の「予習」をする人も多いと思いますがFGOの予習は難易度高いです。

書籍とかでストーリーがまとまってるわけじゃなし、アプリで読もうとするとゲームの難易度とか時間の関係でなかなかハードル高い。webでストーリーネタバレ読んじゃうのがてっとり早いと思います。それでも複雑なんだけど。

 予習しなくても歌とダンスで飽きさせず、空気で何となくストーリーの流れを把握できる。そんな舞台構成にしたんじゃないかと思います。

逆にファン目線では若干食い足りない構成。しかしじっくりやると役者の数も上演時間も足りない…。落とし所としては上々だったんじゃないでしょうか。

 

プロジェクションマッピング

舞台において、まともなプロジェクションマッピングの使い方を初めて観た気がする。

原作準拠の背景に、原作準拠の宝具(必殺技)エフェクト。すごく安心しました。

CGきちんとしてた。安普請じゃなかった。

プロジェクションマッピングを真っ当な使い方してる2.5次元舞台が少なすぎる。

予算節約のためのショボいCGか、潤沢な予算を使った難解なCG演出か、のどちらかが普段よく目にするプロジェクションマッピングなので。

そうだよ、プロジェクションマッピングて本来こうやって使うものだよね!てすごく思った。

原作準拠の背景やエフェクトといっても、素人が思うほど流用が簡単ではないんじゃないかな。恐らく舞台用にリタッチか、あるいは作り直してるんじゃないか?と。絶対お金かかるやつ。

製作陣の意気込みみたいなのを感じます。ひしひし、と。

 

・出番の短い主要キャラ

名前付きのキャストさんは、佐奈くんとRiRiKAさん以外とりたてて「上手い!」と言えるほどでは…ない。「そこそこ」な印象。

それでもキャストさんそれぞれに「ここが良かった」と記憶に残るところがあってそこがすごいことだな、と。

カルデアメンバー以外は出番少ないからボロが出にくい、という構成上の利点。

指導側の役者さんへの課題提示がポイント絞られていて明確だったのでは?と予測しています。

 

・バイオリン生演奏

びっくりした。まさか生演奏が聴けるとは!

生演奏は事前情報では目にしてなかったので嬉しいサプライズでした。

すごく良かった!

 

・アンサンブル

レベルの高さもさることながら、みなさん息があってるように見えました。どこかの劇団が母体になってるのかな?ちゃんと調べてないから分からないけど、芸達者をまとまった人数キャスティングできるあたり制作の有能さが伺える。

 

・作品の命題

fateには、というか那須作品には共通する「命題」があります。

「結果は残らなかったけど、意味はあった」的なカタルシスが作者さんの命題らしい。

 もちろん6章のストーリー内でも語られていることなんだけど、カットしやすそうなカルデアでのそのやり取りを、削らずにきちんと入れてきたことに感心しました。

なんていうか、ほんとに原作好きな人が制作スタッフにいるでしょ???型月厨色んなとこに潜んでるな?

 

燃え(萌え)ポイント

・佐奈くん💕

・ロマニ

ラップのズコー

枠持って登場

・オジマンディアスのダンス

全然有り。もっとやって

・宝具(必殺技)演出

原作に忠実

・命を賭した戦いについてモードレッドに説くアーラシュ

アーラシュが言うと重みが違う☆彡

 

残念だった点

・曲があんまり

ミュージカルなのに、終わってみたら耳に残ってる曲があまりない。

本編中繰り返し歌われたベディヴィエールの歌ですら、ワンフレーズくらいしか覚えてない。

むしろ1回歌っただけのオジマンの歌の方が覚えてる。

1回の観劇じゃこんなもんかもしれないけど。

 

ピクシブで見た◯◯

言っちゃうけど、このランスロットpixivで見た。

笑ったとこだけど。あんまり強調されるとちょっと冷めるというか。

バランス難しいですね。

 

色々と書き連ねましたが、結論としては「愛がある有能制作によって作られたファン向けの舞台です」てこと。

原作知らない舞台ファンがどれだけ非難しようとも、私は良い舞台だったと思ってるし、いっぱい褒める!